和傘の里
「和傘の里」和傘の里1970年 17分(8mm)企画・制作:佐藤一夫1965年ころから、郷土の伝統工芸を後世に残したいと8mm映画の製作活動に。最初に取り上げたのが、美馬市の和傘である。YouTubeのナレーションは、佐藤夫人が担当されているとのこと。昭和30年頃、旧徳島県美馬郡美馬町には200軒の和傘店が並んでいましたが、現在はただ2軒だけで昔ながらの手法で和傘が作られています。...
View Article和紙職人
和紙職人 川原 隆邦奈良時代には、製紙のことを「造紙」と称していたが、平安時代になると、『延喜式』で簀を「紙を漉く料」と注記しているように、「紙を漉く」と表現するようになり、『源氏物語』には、唐の紙よりも上質な紙が漉かれていたことが記されている。...
View Article提灯職人
提灯職人 小島 まりや提灯は、伸縮自在な構造で細い割竹等でできた枠に紙を貼り底に蝋燭を立てて光源とするもの。ろうそくではなく電気による光源のものもある。 内部に明かりを灯し、紙などの風防を通して周囲を照らす。「提」は手にさげるという意味で、携行できる灯りを意味する。昔の懐中電灯で中に蝋燭を点して持ち歩いたが、現在では祭礼の際を除くと、日常の場でこのように使われることはほとんどない。...
View Article江戸前鮨
「鮨~江戸前のシャリ」 江戸前寿司は、握り寿司を中心とした、江戸の郷土料理である。古くは「江戸ずし」「東京ずし」ともいった。江戸前の豊富で新鮮な魚介類を材料とした、寿司屋の寿司職人が作る寿司である。...
View Article巻き寿司
寿司職人による巻き寿司巻き寿司は海苔や昆布などの食材で酢飯や具材を巻いたものと、禾本科植物の葉を使って酢飯や具材を巻いたものの二つに大別される。一般的には、巻き簾上の海苔に酢飯を広げてその上に具(巻芯)を乗せて巻いたものを指すことが多く、海苔巻きとも呼ばれる。江戸前寿司の基本的なものの1つで巻物ともいう。巻き方は地方や店舗によって異なるが、断面が方形あるいは円形のものが多い。...
View Article江戸前ちらし
寿司 九段下 寿司政江戸前寿司においては、白い酢飯の上に、にぎり寿司に用いる寿司種を並べたものを指すが、関東周辺以外の地域では一般に、酢飯に調味した具材を混ぜ込み、錦糸卵や海苔などで飾り付けを施したものをちらし寿司と称する。 江戸前ちらしは、江戸前にぎり寿司からの派生として明治以降に普及した料理である。生ちらし、吹き寄せちらしとも呼ばれる。酢飯ではない飯を使用したものは一般に海鮮丼と呼ぶ。...
View Articleばらちらし
寿司 銀座 樹太老 江戸前ちらしが主流の地域では、酢飯の上に細かく切った寿司種や生魚をランダムに配置する盛り付けのことを「ばらちらし」と呼ぶことがある。ばらちらしはネタが細かくきざまれて丼に乗っており、一口で様々な種類の味を楽しむことができる。あんまりお金をかけたくないランチ時にも、ばらちらしにすることでリーズナブルな価格で美味しいちらし寿司を食べられる。鈴な凛 バラちらし
View Article押し寿司
押し寿司の作り方押し寿司は、酢飯と具を重ね、力をかけて押した早寿司。箱寿司が元となっており、江戸時代に出来た握り寿司の原型。鯖寿司である大阪府のバッテラや京都府の鯖の棒寿司、富山県の鱒寿司、神奈川県の鰺の押し寿司、秋刀魚寿司、鳥取県の吾左衛門寿司、広島県の角寿司、山口県の岩国寿司、長崎県の大村寿司など。江戸ではこの押し寿司ではなく握り寿司が発展し、2つの文化に分かれていった。 Oshizushi...
View Article島寿司
八丈島の島寿司 島寿司は東京都の伊豆諸島にある八丈島の郷土料理で、握りずしの一種である。寿司種を醤油主体のたれに漬け、砂糖を多く配合した酢飯で握りに作る。この際、ワサビの代わりに「練りがらし」(粉がらしを練ったもの)を使うのが特徴である。醤油に漬けた刺身の色から「べっこうずし」とも呼ばれる。...
View Article大東寿司
喜作へ台風の中を作り立ての大東寿司を食べに行く八丈島からの移住者が開拓した沖縄県の大東諸島にも同様の島寿司があり、島外では大東寿司と呼ばれる。 材料となる魚はカジキ、シイラ、サワラなどほぼ同じだが島特有の種としてナワキリが使われることもある。伊豆諸島とは異なり、からしでなく練りわさび(粉わさびを練ったもの)が使用される。...
View Articleマグロ釣り
大間 1本釣りマグロ漁 調査動画マグロは、スズキ目- サバ科- マグロ属に分類される硬骨魚類の総称。 暖海棲で外洋棲、回遊性の大型肉食魚で、日本を始めとする世界各地で重要な食用魚として漁獲されている。日本語の「マグロ」は目が大きく黒い魚であること(目黒 -...
View Articleクロマグロ
津軽海峡産クロマグロ はえ縄漁業 前編 クロマグロの成魚は全長3 m・体重400 kgを超え、日本沿岸で漁獲されるマグロ類としては最大種である。体型は太短い紡錘形で、横断面は上下方向にわずかに長い楕円形をしている。体表は小さな鱗があるが、目の後ろ・胸鰭周辺・側線部は大きな硬い鱗で覆われ、「胸甲部」と呼ばれる。...
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