部屋の向こうには石油缶のような透明な容器が3つ並んでいた
青みをおびた液体が入っていて、20cmくらいの黒い玉が浮かんでいる
山形が入ってくると、その中の1つが液体と同じ色になった
「あれはやつらの休憩場なんだ 何時間か乗り移っていると、しばらく体を出ていかなきゃならない
待機球と呼んでいる 何日も休息する時はここに来る やつらのホテルみたいなものだ」
この会話が相手に筒抜けだと分かり、2人は慎重に話すことにする
山形
「我々は全力をあげて協力しなければならない 1つにまとめさえすれば仕事はしやすくなる
障害は叩き潰して、求める方向へ努力すべきだ
それにはたとえ友人でも徹底的に厳しく、手加減してはいけない」
山形は、あの待機球をみんなで協力してやっつけて逃げろと言っているのだ
そのためには、手加減せずに傷つけあえば、奴らは乗り移れない
山形が透明なドアをなでて開ける様子を見た
良平は、みんなのいる部屋に戻り
「もっと働かなければならない あと3日もすれば本隊の第一陣が来る」
みんなは良平が敵の味方になったと思い、冷たい態度になる
青みをおびた液体が入っていて、20cmくらいの黒い玉が浮かんでいる
山形が入ってくると、その中の1つが液体と同じ色になった
「あれはやつらの休憩場なんだ 何時間か乗り移っていると、しばらく体を出ていかなきゃならない
待機球と呼んでいる 何日も休息する時はここに来る やつらのホテルみたいなものだ」
この会話が相手に筒抜けだと分かり、2人は慎重に話すことにする
山形
「我々は全力をあげて協力しなければならない 1つにまとめさえすれば仕事はしやすくなる
障害は叩き潰して、求める方向へ努力すべきだ
それにはたとえ友人でも徹底的に厳しく、手加減してはいけない」
山形は、あの待機球をみんなで協力してやっつけて逃げろと言っているのだ
そのためには、手加減せずに傷つけあえば、奴らは乗り移れない
山形が透明なドアをなでて開ける様子を見た
良平は、みんなのいる部屋に戻り
「もっと働かなければならない あと3日もすれば本隊の第一陣が来る」
みんなは良平が敵の味方になったと思い、冷たい態度になる