巨大な「豆腐」が南極海に出現。米航空宇宙局(NASA)がツイッターに公開した「真四角すぎる氷山」の画像が話題になっている。
画像に映っているのは、表面は真っ平らで、側面はノミで切り取られたように垂直な壁になっている氷山。上空から台形にみえる。
極地の氷山を航空機で長期観測しているNASAが2018年10月16日に撮影。上空から撮った動画では、様々な形の氷山が海に浮かぶ中で、人工的に切り出されたような直線的な断面を持つ氷山が映っている。大きさは不明だが、最も長い辺は1キロ以上ある。
NASAは、この氷山は南極半島の巨大棚氷「ラーセンC」から分離したばかりとみられるとし、「かなり興味深い。時々まっすぐなエッジを持つ氷山を見るが、このような二つの直角の角を持つものは見たことがない」という研究者の声を紹介している。