緊急警報放送とは、総務省令電波法施行規則第2条第1項第84号の2に規定する緊急警報信号を使用して、待機状態にあるテレビ・ラジオ受信機のスイッチを自動的にオンにして行われる放送である。地震など大規模災害が発生した場合や、津波警報が発表された場合などに行われ、災害の発生に伴う被害の予防や軽減に役立たせることを目的としている。テレビ・ラジオを自動的に起動させるためには緊急警報放送に対応した受信機が必要になる。
日本放送協会(NHK)とほとんどの民放各放送局では、緊急警報放送の受信機の動作などを確認するため、試験放送を月1回程度放送している。
NHKは毎月1日(1月のみ4日)の11:59 - 12:00に、総合テレビ、ラジオ第1、FM放送でいずれも各放送局別で、総合テレビのワンセグも含めて試験信号放送を送出している。