『セーラー服と機関銃』は映画・主題歌いずれも1980年代を代表する大ヒットとなったが、当時は薬師丸が大学受験のため休業中だったので1982年の『第33回NHK紅白歌合戦』を辞退、「セーラー服と機関銃」は薬師丸の代わりに桜田淳子によって披露された。薬師丸は2005年の『第56回紅白』にゲスト審査員、2007年の『第58回紅白』に応援ゲストと2回出演した後、特別出演した2013年の『第64回紅白』で「潮騒のメモリー」を歌唱、『紅白』での初歌唱となった。翌2014年の『第65回紅白』に正式出場し、松任谷正隆によるピアノ伴奏で「Woman "Wの悲劇"より」を披露した。
薬師丸の代表曲の1つである「元気を出して」は、竹内まりやが薬師丸のために書き下ろした。ファースト・アルバム『古今集』(1984年)に収録されているが、これまでシングルカットされたことはない。その後1987年に竹内まりやがアルバム『REQUEST』でセルフカバーした時に、山下達郎と共にコーラスに参加している。2人のコーラスは絶品と竹内まりやは賞賛している。