釣り針は、魚釣りに用いる針。多くの場合J字型に彎曲させてある。一般的に、釣用の針は「鈎」と表記されることが多い。また「鉤」の字が用いられることもある。
一般的で簡単な仕掛けとしては、釣り糸の先端に釣り針を結わえ付け、針を餌に埋めるように刺し込み、水中に投じる。魚が餌に食いつけば、餌の中の針が飛び出して魚の口に引っかかるしくみである。魚がそれを咥えた瞬間に手元に軽く引くことで引っかかりをよくするのを「合わせをいれる」あるいは「合わせる」という。
古くは鹿の角などを用いて作成した。それに代わり現在では炭素棒に金属を染み込ませて、更に焼き入れなどを行い作っている。