柿の種は練ったもち米を細かく切り、表面を醤油などでコーティングして味付けして焼いた米菓である。
醤油と唐辛子等で味付けされた赤みがかったものが最も一般的だが、着色料も入っているものが多い。着色料は紅麹系の入った赤色系が多いが、美濃屋あられ製造本舗などの商品についてはコク出しのために使用されるカラメルが着色料として使用された黒いものも存在する。塩だれ、ワサビ、チョコレート、マヨネーズ、青のり、チーズ等で味付けされた商品もある。
製法はもち米を細かく砕き粉末にしたものを蒸し、よく練って餅にしてから冷蔵庫で冷やして固め、固まった餅を柿の種の原型の大きさに切断する。それをよく乾燥させた後、オーブンで焼いて膨らませ、柿の種の形をつくる。形ができた柿の種の表面に味を付けて完成となる。