画鋲または押しピン(おしピン)とは、掲示物を壁面に固定する際などに使われる、金属・プラスチックなどの頭部に、鋭い針を取り付けた器具のこと。
壁面に掲示物をあてがい、画鋲の針で掲示物を突き刺し、壁面に密着させることによって対象物を固定する。軽く刺して針の部分だけで支えるような貼り方では掲示物が切れて落下してしまうことがあるため、金属やプラスチック製の本体部分で掲示物と壁面を押し付けるように密着させる必要がある。
「画鋲」という呼称が全国的に使われるのに対し、「押しピン」という呼称は中部地方およびそれより東ではあまり使われない。これらの地域で使う場合には上記の金属製画鋲を「画鋲」、プラスチック製画鋲を「押しピン」と呼んで区別することが多い。