

水滸伝 九紋龍奮戦の図は、昭和から書き続けられてきた古い題材です。描いた絵師の三浦呑龍さんも何度となく同じ題材を描き続けて来られました。弊ねぷたサイトでは、1979年から三浦呑龍さんのねぷた絵を展示していますが、今と全く遜色がない稀代の素晴らしい絵師だと言えます。右横の写真は、同じ題材を養生幼稚園のねぷたで描かれたものです。
今年68歳になられる三浦呑龍さんは、18歳の時に絵師デビューされました。丸50年も絵師生活を続けて来られたのですね・・・と言うことは、1971年から絵師になられたと言うことです。
1971年は、まだ産まれて3年しか経っていないので記憶も何もありません。その翌年は養生幼稚園に入ったのですが、三浦呑龍さんが幼稚園に来てねぷた絵を描く前だったので、今の園児たちのように目の前でねぷた絵を描くところは見た記憶がありませんでした。
私もあれから50年も歳を重ねてしまったので、三浦呑龍さんと15歳しか歳が違わないことになりますね。ちなみにねぷた絵を本格的に撮影したのは、1986年の大学生になってからと非常に撮影に目覚めるのが遅かったです。

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