2013年11月3日(日)、札幌大学を会場に、一般社団法人札幌大学ウレシパクラブ(以下、ウレシパクラブ)主催の「第4回ウレシパ・フェスタ」が開催され、約400名の方々にご来場いただきました。(「ウレシパ」とは、アイヌ語で「育て合い」の意)
ウレシパ・フェスタとは、ウレシパクラブで学んだ学生が、活動報告や舞踊の披露、展示発表などでアイヌ文化を発信するイベントで、毎年1回実施しています。第4回目となる今年度は、音楽家の坂本龍一氏をお迎えしての開催となりました。
初めに、ウレシパクラブの学生による活動報告と舞踊の披露、続いて本学副学長でありウレシパクラブ代表理事の本田優子教授の講演がありました。
講演の後、坂本龍一氏にご登場いただき、4年生のウレシパ奨学生3名(岡田勇樹さん、北嶋由紀さん、山本りえさん)とともに、「アイヌ文化と私」と称する約1時間のパネルトークが行われました。坂本氏は、ご自身がアイヌ文化に関心を持つようになった経緯や、アイヌ民族の世界観の現代的意義、多様性の尊重などについて語られました。
パネルトーク後、再びウレシパクラブの学生による舞踊披露があり、ここに坂本龍一氏が参加され、学生、ウレシパカンパニーの方々と一緒に踊られました。
札幌大学より記事と写真を一部抜粋