「サイギサイギ(懺悔懺悔)」とは過去の罪過を神仏の前で悔い改めること。
「ドッコイサイギ(六根懺悔)」は人間の感覚器官である目、耳、鼻、舌、身、意の六根の迷いを捨て汚れのない身になること。
「オヤマサハツダイ(御山八大)」観音菩薩など八大柱の神仏に対し、「コウゴウドウサ(金剛道者)」は金剛石のように揺るぎない信仰を持つ巡礼のこと。
「イーツニナノハイ(一々礼拝)」は、八大柱神を一柱毎に礼拝。
「ナムキンミョウチョウライ(南無帰命頂礼)」は自分の身命を捧げて仏菩薩に帰依し、神仏の戒めに従うという意味がある。
昭和50年代前半のお話です。弘前市立朝陽小学校の高学年に担任だった故・古川先生から、お山参詣を教えていただきました。授業中にいきなり唱えるので何だか良く分からなかったのですが、大人になってこうして調べてみると大変岩木山信仰心の強い方だと分かります。
このように故郷のことを紹介すると、目頭が熱くなってきます。今年は、コロナ禍で帰省出来ないのが本当に残念です。