6月21日の夕方、日本全国で部分日食が起こります。アフリカからアジアにかけて一部の地域では金環食が起こりますが、日本では部分食となります。
日食とは、月が太陽の前を横切るため、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。
太陽は、たいへん強い光と熱を出している天体です。そのため、肉眼で直接太陽を見ると、たとえ短い時間であっても目を痛めてしまいます。
太陽が欠けていても、地平線に近づいて光が穏やかになったように感じても、光と熱が強烈であることには変わりません。
安全な方法で観察しなければ、失明する危険性があります。日食グラスなど専用の観察器具を正しく使って、安全な方法で観察してください。
前回日本で日食が起こったのは2019年12月26日。このときは中東からアジアにかけての一部地域で金環食となり、日本では部分食になりました。
次に日本で日食が起こるのは2023年4月20日で、このときオセアニアの一部地域では金環皆既食が、日本では一部地域で部分日食が起こります。
その次に日本全国で部分食が起こるのは2030年6月1日です。このときは、北海道の大部分で金環食となります。本日は、16時に記事を追加します。