目屋ダムは青森県中津軽郡西目屋村、一級河川・岩木川本流上流部に建設されたダムである。
建設省東北地方建設局(国土交通省東北地方整備局の前身)が施工し、青森県が管理する高さ58メートルの重力式コンクリートダム。岩木川総合開発事業の一環として岩木川の治水と水力発電を目的に建設された多目的ダムである。
ダム再開発事業として直下流60メートルの地点に津軽ダムの建設が進められており、2016年(平成28年)に津軽ダムが完成するのに伴い、水没する。ダムによって形成された人造湖は美山湖と命名された。
ダムは岩木川の上流部、白神山地の入口に当たる暗門の滝下流に建設されている。ダムの名称は所在地である西目屋村の「目屋」から命名された。