$ 0 0 6月になり、3月に起きた騒動を思い起こす信夫 着物姿で気絶して、何も覚えていないといって通し、真一は両親に話しても信じてもらえず。哲子の両親は他人に言うなと釘を刺された。萩野は北勉先生が引き取り、新しい環境にすっかり溶け込むしかし、以前より学校の雰囲気がずっと厳しいことに気づく。とうに死んだはずの教授やみね、平野までが、自分たちと平行して生きているような気がして仕方がない。