次に着いた所を見て、平野は「京だ! あの大きい寺は本能寺、向こうには南蛮寺も見えていた」と叫ぶ
そして、「わしも、世の中も、新規まき直しじゃ 世話になった さらばじゃ」と途中で降りて行ってしまう
あっけにとられながら、諦め、バスを山林に隠す信夫ら
そこに茶人風の男ら数人がやって来た。この時域を担当する常駐局員で慌てている様子
平野が途中で降りて姿を消したため、急いで探さなければならないという
ここは本能寺の変の前日で、もしこれが起こらなければ歴史がどう変わるかと考える人間が多く、いろんな連中が歴史を変えようと入り込んでくる
鳴門屋または曲安と名乗る豪商は、その手伝いをしている女性みねに皆を別宅に案内させる