バスに戻ると、クタジマが待っていた。神経銃を奪い取り、平野にいろいろ話したことを知り、先生に連れてくるよう命じる
教授
「時代や体制によって、犯罪の範囲など、いくらでも変わるものだがね
あなたは、自分の時代や、法律を、どこにでも適用しようとしているが、法律が及ぶのは、一定の、その法を法としている地域だけだ よそで通用させるのは治外法権だ
それに私たちに、やたらと死刑というのは実にまずい。どうせ殺されると思った人間は、何をしでかすか分からないから逆効果だ」
クタジマは高圧的な態度をとりながらも、少し動揺していた
先生が戻らず、信夫が調べに行かされる
先生と平野は「予想通りだ」と作戦を話す
「先生たちは逃げました!」と信夫が言い、クタジマが外に出たところを皆で押さえつける
平野「殺さないのか?」と聞き、当て身で気絶させる
こんな時代に来て、気付かないうちに、戦闘的な感覚に慣れているのではないかと不安になる信夫