次に着いたのは海岸で、みんなの目の前で落ち武者が次々と刀で切り殺され、首を落とされるのを見てしまう
これは集団による虐殺だ 信夫はどっと吐き、哲子は絶叫をあげた
それらの軍勢が気付いて、こちらに向かってくる
矢がバスのシートに突き刺さり、鉄砲弾まで飛んできた
止む無く、神経銃を使って逃げ切る
戦国時代の農民はある程度の自衛力を持っているのでは、と教授
バスを走らせ、これ以上進めない所に、粗末な家があり、男が1人出てくる
「うぬら、ばてれんか?」
「侍だが・・・今は、こうして商人に身を変えておるゆえ、刀も槍も持っておらぬ」
いろいろ言い逃れを試みるが、疑惑は晴れないまま、先生とがっぷり四つで組み合うことになった
ドラマのように、2人は疲れ果てるまでやり合った後に笑って和解し、バスの中を見せた後に男の家に招かれる