

乳児の歯の生え始めとは違い、親がこの歯の生え始めを知ることはない。そのため親知らずという名が付いた。親知らずのことを、英語では wisdom tooth という。これは物事の分別がつく年頃になってから生えてくる歯であることに由来する。
現代の人間は顎が小さく、親知らずが生えるための十分なスペースがないことが多い。このため、横向きに生えたり傾いて生えてきたりする場合がある。このような場合は歯ブラシが入りにくく、虫歯や歯肉炎になりやすい。最悪の場合、親知らずから入り込んだ菌による炎症の影響が心臓付近まで到達し、死亡することがある。
親知らずが問題を起こしている場合は、抜歯を勧められる。年齢が上がると顎骨と歯根が癒着してくることがある。このようになると抜歯が困難になるので、若いうちの抜歯が勧められる。
