光重合型コンポジットレジンは、レジンに光硬化樹脂を使用する。可視光線(専用のLEDなど)を照射することで硬化させる方法。
従来の合金を詰める方法では、銀色などが多かったために審美性が悪かったが、白いプラスチック樹脂を用いることで、審美性と歯の保護を両立できる。光線を当てるまで硬化しないため治療時間に余裕があり、20秒程度可視光線を照射すれば急速に硬化する。硬化させるまでは粘土状で整形しやすく材料の無駄が少ない。
従来の合金を詰める方法では、虫歯ではない健康な部分も大幅に削る必要があった。一方、コンポジットレジン修復法では、直接埋めて固めるため、歯を削る量を少なくできる。
歯の変色に対しては、表面をコーティングすることで、削らずに治療できる。金属アレルギーがある患者にも、使うことができる。(日本の場合)保険適用の範囲内なので、金額として安く済む。