海峡とは、青森駅 - 函館駅間を津軽線・海峡線・江差線・函館本線を経由して運転されていた快速列車である。1988年3月13日に海峡線が開業したことにより、青函連絡船の代替および津軽海峡線内の地域輸送列車として運転を開始した。
1995年から運転本数の減少が続き、津軽海峡線の開業当初にあった「青函トンネルブーム」は数年で終息したこともあって、以後の利用者は年々減少傾向にあった。2002年12月に「海峡」を廃止したことで、JRにおける客車を使用した定期普通列車は消滅した。
青函連絡船と同様に、「はつかり」と「北斗」との接続が行われていた、上野駅 - 青森駅間の寝台特急「はくつる」に接続して運転される列車もあった。