弘前城本丸 シダレザクラ弘前公園の桜の管理の特徴は、毎年欠かさず行う剪定と施肥による若返り法にあります。
「サクラ切る馬鹿、ウメ切らぬ馬鹿」という、ことわざのように、本来、サクラは切ってはいけないものと考えられていました。ところが1960年(昭和35年)、樹勢が弱っていたこの樹を、園内で初めて強剪定したところ、樹勢が回復しました。この樹はリンゴの栽培技術を参考に、園内全てのサクラを剪定するようになった記念すべきサクラなのです。
現在、サクラの剪定は、施肥とともに寿命を延ばすために欠かせない管理作業の1つとなっています。
弘前城本丸 シダレザクラ