弘前公園内で社会実験事業として運行されている、人力車。人力車を引いている方を、車夫(しゃふ)と呼びます。
車夫は、観光案内の知識も必要ですが、お客様に心地よくご乗車いただくための心遣いも必要です。乗降の際は、踏台の用意のほかに肩をお貸ししていました。
乗車の際、「どちらから来られましたか?」「弘前は初めてですか?」などとお客様へ尋ね、案内の内容にも気を配るのだそう。
門をくぐる際の段差、橋を渡る際のスピードにも気を配り、お客様へ声をかけながらの走行。お客様のお顔を見ながら、振り返り、振り返り、お話しているのが印象的でした。
弘前公園を散歩する常連さんと顔馴染みになり、その方から昔の公園の様子を聞いたり。弘前城植物園の見頃の植物の情報を確認して、乗客へ入園をPRしていました。