弘前城の北門にあたる亀甲門と城下を結ぶ亀甲橋です。
四神相応の地にならい、城外北方にある土地を亀甲町、北門を亀甲門と定めたことから、この橋もまた亀甲橋となりました。藩政時代は、戦になると敵の侵入を防ぐため壊される架け橋でした。
四神相応の地とは、風水思想でいう、東に青龍が宿る川、西に白虎が宿る道、南に朱雀が宿る池、北に玄武が宿る山に囲まれた土地をいいます。
玄武は脚の長い亀に、蛇が巻き付いた形で表現されます。
優美な姿を見せる亀甲橋。春には桜が、秋にはもみじが周囲に咲き誇り、落ち着いた緑の橋とのコントラストが絶妙な美しさを演出してくれます。
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