前述の石場家住宅の向かいにこれらの桜の木々があります。この辺は弘前城の北側に辺り、近くにはかつて正門だった亀甲門(北門)があります。
写真を撮った後ろ側が亀甲橋となり、橋の奥が亀甲門となります。亀甲門は既に弊ブログで紹介していますので、その周辺を今回は紹介しました。亀甲橋を背にして撮影すると光が順光となって、とても映しやすいです。
外濠の際に立って映すと、桜の木々が道路をせわしなく行き来している車の喧騒から逃れるような写真になって良いです。外濠設置当初は桜の木々が植えられていませんでした。
1715年(正徳5年)に弘前藩士が25本のカスミザクラなどを京都から取り寄せ、園内に植栽したのが最初に植えられた桜です。
1882年(明治15年)に旧藩士である菊池楯衛が、ソメイヨシノ1,000本を植栽。その15年後に追加でソメイヨシノ1,000本を植栽したそうです。1918年(大正7年)5月3日から1週間、弘前商工会主催の第1回観桜会が開催されました。今年は101年目のさくらまつりとなります。
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