青森県弘前市では、弘前公園外堀で胴吹き桜がほころび始め、市民らが春の訪れに胸を膨らませています。
胴吹き桜は、東門近くや弘前市民会館駐車場入口など複数のソメイヨシノの幹から顔を出しており、ピンク色に膨らんでいるつぼみと一緒に、かれんな花が風に揺れていました。
胴吹き桜とは・・・幹などに直接芽が吹くことをいいます。近年は日の当たり具合が良く、幹がよく暖められたので外濠の胴吹き桜も咲くことが多いです。
剪定した桜の木の枝の根元からも胴吹き桜が咲いています。剪定した枝の根元は木酢液を塗って樹皮を保護しています。こうして剪定した後で胴吹き桜が咲くということは、樹皮の栄養が隅々までよく行きわたっていることでしょう。
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