百円硬貨の表面に刻印された桜日本ではサクラは公式には国花ではないものの、事実上、国花のように扱われている。1967年(昭和42年)以降、百円硬貨の表は桜のデザインである。
日本では旧帝国海軍や警察官の徽章は、他国なら星形を使うべき所を桜花で表している。自衛隊においても、陸海空を問わず、階級章や旗で桜の花を使用した意匠は数多い。
桜は春を象徴する花として日本人にはなじみが深く、春本番を告げる役割を果たす。桜の開花予報、開花速報はメディアを賑わすなど、話題・関心の対象としては他の植物を圧倒する。入学式を演出する春の花として多くの学校に植えられている。
2004.4.24に撮影した弘前公園西堀の桜