鬼沢の裸参りは400年前の江戸時代から続くという伝統行事で、2002年に「鬼沢のハダカ参り」として、弘前市の無形民俗文化財に指定されました。
男衆がふんどし姿で冷水に漬かる儀式は「水垢離の儀」と呼ばれています。神仏にお願いする前に穢れを取り除き、心身を清めるために行います。男衆は水の入ったたるから出ると、列の後ろにあるたき火で暖を取り、再びたるに入る行為を繰り返します。この「水垢離(みずごり)の儀」を見ようと毎年多くの見物客が境内を埋め尽くします。
毎年小正月に行われる鬼沢のハダカ参り。今年の小正月は2019年2月5日になるので、当日弘前市鬼沢の鬼神社で行われます。