弘前市地域おこし協力隊の米山竜一さんが所属する実行委員会が、2017年9月から約1カ月、クラウドファンディングで資金を募り、目標額の30万円を大幅に超える金額が集まった。ライトアップされる場所は、弘前公園追手門付近の外堀約300メートルのエリア。約70台のLED投光器で雪が積もった木々を照らす。2017年12月22日、ライトアップが始まった。→写真右 米山竜一さん撮影
「ライトアップを始めて、もっとも感動したのは、弘前市民の関心が高まってきたことです。雪が降ってそろそろ見頃だという時期には、多くの観客が集まって来られます。地元の方はさすがによくご存じです」と米山さん。「見頃というのは、曇り空で夕刻までに雪が降った時ですね。つまり、枝に雪が積もった状態がいちばんきれいに見えるようですね」
弘前市では、2019年2月8日から11日まで、「弘前城雪燈籠まつり」が開催され、公園内に約150基の燈籠と約300基の雪像が配置される。多くの観客が訪れる予想だが、併せて追手門付近外堀の「冬に咲くさくら」ライトアップも楽しんでみてはいかがだろう。ライトアップは2月末まで。