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最果ての地へ天体探査

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ニューホライズンズ探査機とウルティマ・トゥーレ(想像図)
ニューホライズンズ探査機とウルティマ・トゥーレの想像図 (NASA提供)

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小惑星「ウルティマトゥーレ」の想像図 (NASA提供)
「最果ての地」を意味するウルティマ・トゥーレは、2014年にハッブル宇宙望遠鏡の観測で発見されたカイパーベルト天体のひとつで、太陽から約65億キロメートルのところにある。ニューホライズンズ探査機は、ウルティマ・トゥーレから3500キロメートルを通過しながら観測する。この領域のカイパーベルト天体に近づいて探査を行うのは、史上初めての試みだ。これまでの探査で最も遠い領域から観測データを地球に送信するのに2日程度かかるといい、2019年の年明けは未踏の地の画像に世界の注目が集まる。

ウルティマ・トゥーレ発見から3年後の2017年、この天体が地球から見て恒星の前を通過して見えやすくなる観測機会があり、その大きさや形状がわかってきた。細長く、長い側でおよそ30キロメートル、直径は15~20キロメートルほどの天体で、当初は「スキニー・フットボール(痩せこけたフットボール)」と呼ばれるような細長い形状とされたが、2つの岩石がくっつき合った形状の可能性も浮上してきた。想像図では欧州の彗星探査機ロゼッタが2014年に史上初めて接近探査したチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星と似ているようにも見えるが、ウルティマ・ソールのほうがより大きい。

表面の反射率は0.1ほどで、JAXAの小惑星探査機はやぶさ2が探査している小惑星リュウグウ(反射率0.044から0.050程度)ほどではないが、かなり暗い天体だと考えられている。長い年月にわたって宇宙線にさらされ、わずかに赤みをおびた色をしているようだ。自転速度や衛星を持っているか、といった特徴はまだわかっておらず、ニューホライズンズの接近で初めて明らかになる。複数の衛星や土星のようなリング、大気を持っている可能性さえもあるという。

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ウルティマ・トゥーレをフライバイするニューホライズンズの想像図 (NASA提供)
ウルティマ・トゥーレをフライバイするニューホライズンズの想像図 (NASA提供)

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