周期5は、周期3よりも長めに続くシリーズです。周期3が約8000年で終えるのに比べて、周期5は9000年も継続します。降交点を通過する周期3より、降交点を通過する周期5の方が過密です。
西暦4000年以降の資料がNASAには無かったのでステラナビゲーターでシュミレーションしたところ、西暦9788年8月11日まで確認することができました。この時代のΔTがハッキリしないので潜入時間の詳細な特定は出来ず、日付だけのお知らせとなりました。
通過経路が密になっていることもあり、最初に太陽に接触する西暦797年5月22日は世界中で金星の太陽面通過が見られます。
一方、西暦9788年8月11日は南極点が極夜で金星の太陽面通過が見られませんが、世界的には太陽の縁に接した状態で金星の太陽面通過が見られます。