テレフォンショッキングは、『森田一義アワー 笑っていいとも!』内の日替わりゲストトークコーナーである。毎回、日替わりにゲスト(番組内では「テレフォンゲスト」と呼ぶ。以下同様)を『笑っていいとも!』に招いて、タモリとトークを展開する、長寿コーナーで『森田一義アワー 笑っていいとも!』の看板コーナーである。第1回(1982年10月4日)のゲストは桜田淳子で、番組の振付師であった土居甫を紹介。第8054回(2014年3月31日、最終回)のゲストはビートたけし。
本コーナーに生出演したテレフォンゲストが「お友達紹介」として、次回(明日、金曜日の場合は次週月曜日)に登場するテレフォンゲストを紹介し、電話で出演依頼を申し込むのがコンセプトであった。『笑っていいとも!』のコーナーの中で、番組コーナーロゴ名はおろか、コーナー最後の出演依頼したゲストからの「いいとも!」の決め台詞も全く変わっていないのが特徴であった。
2012年4月9日放送分から「お友達紹介」が廃止され、タモリが「明日のゲスト紹介」をし、電話で出演依頼をする形式に変更された。これにより、1982年10月4日から29年半繋がり続けた「友達の輪」は、同日ゲストの高嶋ちさ子で途切れる形となった(リニューアル後最初のゲストは水川あさみ。フジテレビ広報は、「新コーナーを含め、あくまで番組の変化。今春はこの形式で行う」としている。
1987年頃までは、登場後のテレフォンゲストが既成フレーズの「友達の友達はみな友達だ、世界に広げよう友達の輪、輪っ!」を全て言い、タモリと客席が最後の「輪っ!」で参加するものであった。ポーズとしては最後の「輪っ!」のところで、腕を伸ばして頭上で両手の中指をくっつけて「○」になるような輪を作り、タモリと観客とが一緒に行っていた。
また、「輪っ!」のポーズは、「お友達紹介」の際にテレフォンゲストが自ら電話をかけていた頃に使っていた「TEL(テレ)隠し」と呼ばれる手元隠しのプラスチック製カバーにも描かれていた。「輪っ!」のポーズを取る両手の真ん中に「WA!」という文字があった。後期になるとフレーズをそのまま言うのではなく、ゲストの持ち歌や好きな歌の歌詞をフレーズに置き換えて歌うようになった。