フィリップ・スタルクが1901年創業のドイツの老舗水栓金具メーカー、ハンスグローエ社のAxor(アクサー)と共同で開発したのが、この ”Axor Starck V”。自然の力強さをテーマに作られています。
まず目を引くのはクリスタルガラスが使われた透明なボディ。これにより、水が渦を巻いて湧き上がってくる様子を見ることができます。水栓本来の機能を上手くデザインに取り入れています。
また、デザイン面だけでなく機能にもこだわりが。ガラスの本体部分が”はめ込み式”になっているので、取り外して洗うことができます。また、水を出すときのハンドルが左右どちらにも取り付けることができるので、左利きの人でも容易に使いこなすことができます。このように、使う人のことを考えた工夫が随所に盛り込まれているのが、彼の手掛けるプロダクトの特徴です。