弘前市が2017年7月19日、弘前城本丸でイカのような形をした石が見つかったと発表し、一部のネットユーザーの間で話題となっている。
石は、本丸の石垣修理中にある弘前城天守下の石垣四隅から見つかった。それぞれの石の大きさは、大きさ約3m、幅約1m、重さ約3トンで、イカ型の形をした隅石(すみいし)ということから弘前市は「いかすみ石」と名付けた。
公園緑地課の神雅昭さんによると「天守が作られたのは約200年前。約100年前の1915年に大規模な石垣修理が行われており、その間に組み込まれた可能性が高い。全国的にも非常に珍しい形で、専門家も見たことがないと驚いており、石の役割などはこれから調査していく」と話す。