中央商店街青年部が制作した黒獅子の獅子頭は、大きさが約2mもあるのでダンボールで製作したそうです。しかも普通のダンボールではなく二重構造の強度が強いタイプです。
獅子頭とは別働隊で同時に髪の毛、垂れ幕、ちょうちん、台車の製作もされていました。まずは髪の毛ですが、本物は麻で出来てるのですが、それは無理なので青年部におられる手芸店にて毛糸を大量に仕入れてもらい一本づつ紐に編んでいくという方法でした。
垂れ幕は行列図に描かれている模様、色を参考に青年部の呉服屋さんがミシンで縫ってから模様を描く手法で、ちょうちんは市販の白ちょうちんに字や模様を描き、油を塗って仕上げました。
黒獅子、ふたたびより一部抜粋