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赤道儀式架台

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赤道儀の仕組み
赤道儀の仕組み TDKより抜粋

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ドイツ式赤道儀
赤道儀式架台は極軸=赤経軸と、それに直交した赤緯軸の2軸で構成された架台である。

極軸は水平に対して観測地の緯度と等しい角度に傾け、地球の自転軸と平行に据え付け、極軸を星の運動と同速の23時間56分4秒/周で回転させると星の日周運動を打ち消すことができ、長時間の観測や写真撮影を楽にできる。特に天体写真の撮影は赤道儀なしでは不可能に近い。極軸の目盛りは1周24時間の目盛りが刻まれている場合が多い。時角目盛りと赤経目盛りがあり、北半球で望遠鏡を西に回した時に数字が増えるなら時角目盛り、減るなら赤経目盛りである。両方刻んだ製品もある。極軸はウォームギヤで全周微動になっている。

極軸の回転には微動ハンドルを手動で行う場合のほか、錘と振り子による運転時計や、モータードライブを使用する場合もある。両軸ともモーターを取り付け、コンピューターにより赤経赤緯を指定することにより目標天体を比較的簡単に導入できる装置も販売されている。

赤緯軸は極軸と直角である必要があるが、小型望遠鏡で誤差があってもそれほど大きな問題にはならない。据え付け式の大型赤道儀では天の北極近辺の観測に支障が出る。赤緯軸はウォームギヤで全周微動になっている場合とスプリング式で部分微動にとどまる製品がある。

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赤道儀式架台
赤道儀式架台 名寄天文台より抜粋

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