同期の櫻は、日本の軍歌。太平洋戦争(大東亜戦争)時、好んで歌われた歌である。華々しく散る姿を、桜花に喩えた歌である。大村能章作曲。原詞は西條八十による。この歌が転じて「同期生」を表す言葉になった。
時局に合った悲壮な曲と歌詞とで、陸海軍を問わず、特に末期の特攻隊員に大いに流行した。帝国軍を代表する軍歌とも云え、戦争映画等ではよく歌われる。また、この歌詞にも、当時の軍歌ではよく現れた「靖国神社で再会する」という意の歌詞が入っている。
ちなみにNTV 第5回アメリカ横断ウルトラクイズ(1981年)で成田空港敗者復活戦で負けた敗者に敗者の味方徳光和夫アナがシュプレヒコールの途中、胸の動悸と気持ちの錯乱と言うことで動悸の錯乱を敗者に歌わせていたシーンがありました。原曲はもちろんこの同期の櫻からです。歌詞は桜を敗者と変えて歌っていました。検索すると動画が出てくるので、興味のある方は調べてください。