$ 0 0 に組 東芝・ねぶた師 北村 隆巴提便(はすび)は545年欽明天皇につかわされて、妻子とともに百済へ向かった。百済の浜で日が暮れたのでそこに泊まった時のこと。子供が急にいなくなり、行き先がわからなくなった。その夜は大雪で夜が明けてから探し始めると、虎の足跡が続いていた。巴提便は刀を帯び鎧を着て岩穴を捜し歩くと、目の前に大虎が現れた。刀を抜いて「自分は勅を受けて山野に奔走し、風雨にさらされ、草を枕に茨を床にして苦労するのは、子を愛し親の業を継がせようと思うため。神は私に子を一人与えたが、今夜その子がいなくなった。跡を追って探しに来た。命を落とすことも恐れず、虎に報いるために」その虎は前進し、口をあけて呑もうとした。巴提便はさっと左手を差し出し、その虎の舌をつかみ、右手で刀を突き刺した。に組・提灯東芝・提灯巴提便、大虎を退治す巴提便、大虎を退治す・拡大巴提便、大虎を退治す・送り絵囃し方・太鼓写真・記事の無断使用不可