$ 0 0 NTTグループねぶた・ねぶた師 北村 春一「水滸伝」に登場する好漢のひとり、張順。潜水泳法の天才で、渾名は波の上を駆ける白い魚を意味する「浪裏白跳」と言われ、梁山泊では水軍頭領のひとりとして活躍した。 敵軍が杭州城に篭城した際、城に面した湖から水門を通って城内へ忍び込むことを進言。豪傑百八人の思いを背負い、たったひとり泳いで向かう。鉄格子の水門を破り城門前まで忍び寄るが、敵の罠により一斉に攻撃を受け壮絶な最期を遂げる。梁山泊軍を勝利へ導くことになった杭州湧金門での張順の勇姿を、たとえ険しい道であろうと前へ進む挑戦者の姿と重ね、未来への希望と思いを込めてねぶたの場面とする。NTTグループねぶた(町印)張順、湧金門の勇姿・鏡絵張順、湧金門の勇姿・送り絵囃し方・太鼓写真・記事の無断使用不可