$ 0 0 (16)欠け始める太陽今回の遠征は一ケ月足らずでバタバタと決まったこともあり、観測機材の更新が出来なかったです。なので今までの機材を持って行きました。ただ三脚は、もっとマシなモノを持って行った方が良かったと思いました。本来であればSONY FDR-AX55と言う4Kハンディカムを購入して迫力のある動画を撮りたかったので三脚も3本持って行く予定でした。あいにく入荷待ちのショップが多くて、ツアーが始まってしまっても入荷待ちのショップばかりなので泣く泣く諦めました。太陽観測用のアストロソーラーフィルターも、その場で切って輪ゴムでレンズに付けただけの簡易な作りでした。2001.6.21のザンビアで撮影したコロナやダイヤモンドリングの写真が成功しましたが、あれはマレに上手く取れた作品で普通三脚固定で撮ったら失敗してしまいます。今回も久しぶりの皆既日食撮影と言うことで相当慌てて撮りました。後悔先に立たずですが、結果的に折り畳み椅子は使わなかったので予備で購入した三脚を持って行った方が良かったのです。ちょうど波よけの堤防が三脚を立てるのにギリギリの幅があったので、皆さん堤防の上で三脚を置いて観測していました。フィルター付きの双眼鏡も持参しましたが、あまり役に立ちませんでした。今回の観測機材と筆者段々と太陽は欠けてきます。隣で観測している棚倉さんも「太陽の減光の仕方が普通じゃない」と興奮した様子でした。空は段々と青みを増して、海風も涼しくなります。太陽の高度は意外なほど高くなり、銀塩カメラの三脚を直しました。拡大撮影をしているので、ファインダーに太陽が入ってくれません。広角レンズに付け替えて太陽を中心に拡大レンズを付け直したりしました。やっと太陽がファインダーに入ったころ、食分90%になっていました。太陽光と観測者管理者に無断での使用・複製・転載・流用禁止