$ 0 0 1000ルピア紙幣の表裏(15)日本村での再会 0°45'21.8" N127°20'40.6" E上記が携帯電話のGPSから割り出した観測地の位置です。機材の設営を終えてから測りました。目の前が海岸なので、津波防止のために堤防が設置されていました。堤防と言っても、高さが50cmのコンクリートで作られた壁が延々と続いているだけのものです。日本村ののぼりと2つの島テルナテ日本村には日食グッズも売られていました。タダで開放する代わりにグッズを買って欲しいのでしょう。何も買わずに立ち去るのもナンですから、ここには映っていない石鹸をお土産に買いました。その右に休憩所があったので、軽食をとったりネットをしていました。観測用の椅子も人数分あったので、持ってきた折り畳み椅子は休憩所に置いたまま。日本村には蚊も飛んでいなかったので、道中は虫に刺されることが無かったです。テルナテ日本村のTシャツ:1枚1000円休憩所でネットをやっていた棚倉さんのパソコンをのぞかせてもらいました。それによると第一接触 8:35'59" 第二接触 9:51'29"最大接触 9:52'53"第三接触 9:54'17" 第四接触11:20'42"と出ていました。皆既日食継続時間は、2分48秒となります。サッカー場が2分45秒継続するので、日本村の方が3秒長くコロナを見られます。国立天文台の計算センターからのDATAだそうです。日本村観測地のDATA…観測を再開します。三脚固定の機材なので、手動で常に太陽を追いかけないと写野に入りません。朝7時半頃、セッティングの最中にドガドガと日本人がやってきて機材のセッティングを始めました。その中に観測者をビデオ撮影している聞き慣れた甲高い声が…よく見ると1998年と2001年~2002年の皆既日食ツアーで同行した宿谷さんではありませんか!早速ご挨拶をしたところ、その隣にも1998年と2002年の皆既日食ツアーで同行した井田夫妻がいました。観測地目前の海岸偶然観測地が一緒になり驚きましたが、久々の再会を喜びました。昨日、日本村の存在を知ってここに観測場所を決めたそうです。右写真はその記念撮影。御一緒した皆既日食は曇られたことがなかったので、「佐山さんがいたから晴れる!」などと言われました。皆既日食の天気は運任せでギャンブル的なところがあります。私がその場で曇られたことは2008.8.1の皆既日食だけですが、太陽以外は雲に隠されなかった珍しい日食でした。俗に三塘湖の悲劇とも言います。WILD NAVIツアーと合流テルナテ日本村…朝9時前に撮影管理者に無断での使用・複製・転載・流用禁止