減点パパ(後に減点ファミリーへ改題)は、三波伸介とゲスト(主に芸能人)の家族とのトークコーナー。最初は子供が出てきて、三波が「お父さんの顔はどんな形ですか?」「髪型は?」などとゲストの顔の特徴について子供に質問する。三波は子供の答えに従って、大きなパネルに似顔絵を描く。描き上がったところで、三波が「お父さん(お母さん、お祖父さん等の場合もあり)を呼んでください」と子供を促す。子供が「パパ~」「お父さ~ん」などと呼ぶとゲストが登場し、ここではじめてゲストが誰なのかがわかる。三波はゲストに対し(例)「○○君がお父さんにやめてほしいと思っていることは何でしょう?」などと家族についてのクイズを出し、正解すると似顔絵の周りに○、間違えると×の札を付ける。正解を答えられないゲストが、三波に「違います」と冷たく言い放たれて面食らったり、子供の発言に三波やゲストが驚いたり爆笑したりするなど、三波の巧みな問いかけでゲストの意外な一面を見られることが魅力であった。
コーナーの最後に、ゲストについて子供が書いた作文を子供自らが読み上げていた。ゲストや三波が思わず涙を流すことも多く、最後には三波が似顔絵の上に大きな○の札を付けて丸く収めた。三波は、特に感動したときには「もう全部(○を)付けちゃう。あるだけ付けちゃう」などと言いながら、大きな○を付けた後にも、残っている○の札をパネルに全部貼り付けることもあった。もともと登場するゲストは父親のみであったが、ある日「私にはお父さんがいないので減点パパには出られない」との投書があったのを機に「減点ファミリー」に改題し、以後は母親や祖父母なども登場するようになった。また、当初は三波の絵の巧みさに驚かれるなど反響も大きかった。