マトリョーシカ(露:Матрёшка)とは、人形の中に人形が入っている木製のロシアの民芸品。
木製でボウリングのピンを縦に縮めたような形をしている。民族衣装の女性が描かれていることが多い。中は空洞、真ん中の腹のあたりに割れ目があり上下に分解できる。すると中には一回りサイズの小さい人形が安置されている。それにも割れ目があるので、また割ってみるとまたまたもう一回り小さいお人形が出てくる。
マトリョーシカという名前はロシアの女性の名前である「マトリョーナ」に日本で言う「○○ちゃん」的な意味の「シカ」をつけたもの。「マトリョーナ」には「母親」というラテン語の単語からの由来がある。真ん中の写真は、1999年8月9日にモスクワで撮ったマトリョーシカ型のキオスク。人通りの多い繁華街で撮りました。