南阿蘇の外輪山の中腹にある「免の石(めんのいし)」は、岸壁に挟まれて宙に浮いているように見える不思議な光景から、今話題のパワースポットとして注目を浴びるようになり、いまや関東方面からも観光客が訪れる南阿蘇の新名所となっています。
村役場では、免の石と南阿蘇の自然を楽しむトレッキングを開催。南外輪山の美しい木々を眺めながら、苔むした大小さまざまな岩々の道なき道を行き免の石を目指すコースです。途中には、ロープをにぎり大きな岩を登るスリリングな場面も!険しい岩を登り続けること30分・・・岸壁のすきまにできた洞窟の中から免の石を見ることができます。なぜ、浮いているように見えるのか?実はこの石、火山活動をする過程で侵食や崩壊を何度もくり返し、たまたま石の1つが岸壁の間に挟まったらしいのだ。偶然とはいえ、風雨にも動じず長い間この地でひっそりと村を見守ってきた石は神秘的な雰囲気で、見る人を厳かな気持ちにさせます。落ちることを免れた石と言う事で「免の石」と名が付いたそうです。