
2005年(平成17年)5月22日に新青森駅と道南の新函館北斗駅の間(148.4km)が着工された。2015年3月には、その区間の先行開業予定日は2016年(平成28年)3月12日が有力と報じられたが、同年8月には悪天候によるダイヤの乱れを避けるため、雪解け時期が近い3月26日の方向で検討と報じられた。2015年9月16日、JR北海道とJR東日本は新青森 - 新函館北斗間の開業を2016年3月26日と正式に発表した。新函館北斗駅から札幌駅までは、当初2019年度までの完成を目指していたが、7割以上がトンネルで巨額の費用がかかることなどから、国土交通省の試算により想定される工期が24年間に延びたため、2012年8月の着工を経て、2035年度末の開業を予定していた。工期が当初の計画より大幅に延びており、地元では工期短縮を国に求めてきた。2014年には国土交通省が工期を5年短縮する検討に入り、2015年1月にこれが決定し2031年(平成43年)春開業予定となった。