木星は太陽系にある惑星の1つで、内側から5番目の公転軌道を周回している第5惑星。太陽系惑星の中で大きさ、質量ともに最大。
木星と同様のガスを主成分とする惑星(ガス惑星)である土星のことを木星型惑星(巨大ガス惑星)と呼ぶ。かつては天王星、海王星も木星型惑星に含まれていたが、現在ではこれらの二惑星は天王星型惑星(巨大氷惑星)に分類されている。
太陽系の中で、木星は太陽に次ぐ重力中心であるが、半径比は7%に過ぎない。それでもその質量は、太陽系の木星以外の惑星全てを合わせたものの2–2.5倍ほどに相当する。そのため、太陽系全体の重心は太陽の内部にはなく、太陽半径の1.068倍の位置に相当する太陽表面付近にある。