米航空宇宙局(NASA)は9日までに、探査機ニューホライズンズが2015年7月7日に冥王星まで約800万kmの距離から撮影したカラー画像に、大きなハート形の明るい模様が写っていたと発表した。隣にはクジラのような形の暗い模様もあるという。同探査機は日本時間の2015年7月14日午後8時49分に、冥王星に約1万2500kmまで接近した後、通過する予定。これまで分からなかった冥王星の姿が、接近するにつれ詳しく明らかになっている。
米航空宇宙局(NASA)は探査機ニューホライズンズが送ってきた写真に、冥王星の地表に「ハートマーク」もしくは「クジラ」が有るのかもしれないと発表。海外でも話題となっている。またその他にもドーナッツのような図形もあるかもしれないということで、全く未知なる準惑星の「冥王星」に脚光が集まっている。
但しそれは光と影の明暗によってそう見えるだけなのかもしれないし、一時的な堆積物という可能性もある。そのため「冥王星そのもの」の地形だと決定づけるには、まだ時期尚早だ。