北斗星は、上野駅 - 札幌駅間を東北本線・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線・津軽海峡線・函館本線・室蘭本線・千歳線を経由して運行する寝台特別急行列車。食堂車やロビーカー、個室寝台を連結し「日本初の豪華寝台特急」とも言われる。
青函トンネル(津軽海峡線)が開業した1988年3月13日に、初めて東京と北海道を乗り換え無しで直行する列車として運行を開始した。走行距離 1,214.7 kmはJRグループが運行する定期旅客列車として最長距離。このうちJR線 1,010.8 kmである。臨時列車も含めた全旅客列車でも、「トワイライトエクスプレス」に次ぎ、同一経路で運行される「カシオペア」と同順位の2位である。運行開始当初は1日3往復が運行され、うち1往復は臨時列車扱いだった。1989年には3往復全てが定期列車となった。