トヨタマークII (MARK II)は、トヨタ自動車が1968年から2004年まで製造・販売していた高級乗用車である。
1968年にクラウンとコロナの中間に位置する車種として登場する。モデルチェンジごとにボディーの大型化と高級化が進み、1980年代後半には姉妹車のチェイサー、クレスタと共に当時の高級車ブームの中心的存在として高い人気を集めた。また信頼性や耐久性の高さから、タクシー、ハイヤー、教習車、社用車やパトロールカーといった業務用車両や特殊車両としても使用された。
なおX80系以降を中心に販売台数の多さ(=中古車・中古部品が安価で容易に手に入る)、直6FRというパッケージング、80年代以降の安価なFRスポーツカーの激減と言った背景から走り屋からの需要も高い。2013年現在、後継モデルがマークXとして系統を継承している。