'64年「メークアップトウキョー」(口紅・ネイルエナメル)。この年の春のキャンペーンは秋に控えた東京オリンピックを意識した「東京の24時間を彩る色を口紅とエナメルに」と言う訳で東京の24時間を闊歩する女性達が次々登場します。このキャンペーンが評判を呼び、口紅がずいぶん売れたそうです。
資生堂のCM DVDには収録されていない作品なので出演者を特定できません。ちなみにMake Up Tokyoは、映画館で放映されていたCMだそうです。白黒画像のため色の違いが分からないにも関わらず広告として機能しているのは、当時の資生堂というブランドの圧倒的な支持率と信用の証拠でしょう。