スマートボールは、ピンボール及びパチンコの変種である。パチンコ台が垂直に並んでいるのに対して、横モノとも呼ばれ、パチンコ店ではかつてパチスロが出回る以前に遊技機として流通した。
遊技者は、硬貨投入口に100円を払うと、前面からボールが数十個降りてくる。そのボールをピンボールの要領で発射し(パチンコのハンドル形状の機種もある)玉の獲得を狙う。入賞口に入ると、5個から15個が払い出される。これは連勝穴といって、2個の穴に入賞して初めて払い出しのある入賞口もある。連勝穴の一方に入ると穴にボールがはまったままになり、もう一方の穴に入った時点で両方のボールが落ちて入賞となる。
パチンコでいうスタートチャッカーに入ると数箇所、役物が開き、そこに玉が入ると15個が払い出される。一度入った口は閉じる。以上の繰り返しで玉数を稼ぐ。ボールは盤面を覆うガラス板の上に乗るので、多すぎると盤面が見えなくなる。その場合はパチンコと同じようにボールを箱に入れる。